ポイント

  • 民間金融機関で、日本政策金融公庫と同一の「実質無利子・無担保、最大5年間、元本返済据え置きの融資を受けることができるようになる」制度です。
  • 新型コロナウイルスの影響で資金繰りが悪化している中小企業を対象に、政府系金融機関は先月から無利子での融資を行っていますが、窓口が混み合って貸付が滞っています。
  • この対応として、地方銀行などでも同様の融資をできるように創設されました。

どんな資金なの

民間金融機関の融資に信用保証協会が保証都道府県等による制度融資を活用して、民間金融機関にも実質無利子・無担保・据置最大5年・保証料減免の融資を拡大。

特徴 信用保証付の既存借入が、この実質無利子融資に借換可能
売上の減少要件 セーフティネット保証4号・5号・危機関連保証の適用要件と同じ。

参考:セーフティネット保証4号の適用要件

前年同月と比較

▼業歴3ヶ月以上1年1ヶ月未満の事業者の条件緩和(特例)

直近1か月の売上高等が下記比較で20%減

①直近1か月を含む最近3か月間の平均売上高等

②令和元年12月の売上高等

③令和元年10月から12月の平均売上高等

対象及び内容 ▼保証料補助と利子補給

①小規模個人事業主(事業性のあるフリーランス含む)

売上高等前年同月比▲5%以上減少 → 保証料・金利ともにゼロ

②小・中規模事業者

売上高等前年同月比▲5%以上減少 → 保証料が1/2に

売上高等前年同月比▲15%以上減少 → 保証料・金利ともにゼロ

上限 3,000万円
据置期間 5年以内
金利等優遇期間 借入後当初3年間

活用のポイント

・対応している千葉県内の金融機関
千葉銀行/千葉興業銀行/京葉銀行/千葉信用金庫/銚子信用金庫/東京ベイ信用金庫/館山信用金庫/佐原信用金庫/房総信用組合/銚子商工信用組合/君津信用組合/商工組合中央金庫(商工中金)

この他、大手銀行(みずほ銀行/三菱UFJ銀行/三井住友銀行/りそな銀行など)でも取り扱いがあります。

・以下の事情ががある場合にオススメの制度です。
  普段から付き合いのある金融機関に相談したい場合
  日本政策金融公庫から融資を受けたばかりの場合
  日本政策金融公庫の緊急融資では、十分な資金確保ができなかった場合
  スピーディに借入を受けたいが、日本政策金融公庫との既存取引がない場合
  日本政策金融公庫の支店が近所になく、相談がしにくい場合

・信用保証付の既存借入が、この実質無利子融資に借換可能

コロナウイルスの影響を受けて必要となる資金と、既に借りている融資を一本化(まとめる)して、新たな融資として借り換えることもできます。借り換えた融資は、据置期間(元本の返済を猶予される期間)の設定ができます。金融機関や保証協会の審査を経て、返済期間を伸ばし、毎月の返済額を減らす交渉も可能です。こうした借換の条件は、形式要件や事業者の希望を踏まえ、資金使途(使い途ち)、融資金額、返済能力などで判断されます。場合によっては、事業計画書の提示を求められ、返済能力・返済計画を説明する必要もあります。

制度利用の流れ

①取引のある金融機関又は最寄りの信用保証協会にご相談ください。
②本店等(個人事業主の方は主たる事業所)所在地の市区町村に認定申請を行い、セーフティネット保証4号・5号の認定申請書を取得し、申込みをしてください。