ポイント

  •  新型コロナウイルスの影響によって売上が減少している中小企業の資金繰りのために用意された制度です。
  • 最寄りの金融機関に相談する事で活用する事ができます。
  • セーフティネット資金には、いくつか同じような名称の制度がありますが、本稿では『危機関連保証枠』についてご説明いたします。

全体像(概要)

制度名 セーフティネット資金
一般枠 4号 5号 危機関連保証枠

※本稿で説明

簡単な要件説明 ・最近1ヶ月の売上が、3%減少 ・最近1ヶ月の売上が20%減

・原則1年以上継続して事業を営んでいること

・最近1ヶ月の売上が5%減

・国が指定する業種

・1ヶ月の売上が15%減
認定 市町村長 市町村長 市町村長
融資限度

(それぞれ別枠)

8,000万円 8,000万円 8,000万円
融資期間 設備10年、運転7年(据置1年) 設備10年、運転7年(据置2年)
取り扱い期間 常時 ~令和2年6月1日 常時 ~令和3年1月31日
相談先 最寄りの金融機関

どんな資金なの

中小企業が事業に必要な資金を円滑に調達できるようにするために「低金利」「長期」「固定」を掲げて千葉県が用意している制度です。信用保証協会が信用保証をすることで、融資を受けやすくなっています。

 8,000万円までの融資枠がありますので、経営の安定に資するだけの資金の調達が可能となっています。

 但し、千葉県の制度融資であることで一般の融資よりも有利な条件となりますので、一定の条件が課せられます。詳細は最寄りの金融機関にご相談ください。

 融資限度額は一般枠、4号、5号のセーフティネット資金とは別枠で8,000万円となっています。利息面では1.0%から1.4%、保証料が0.75%となっています。また、融資期間は設備資金が10年間、運転資金が7年間となっており、据置が2年可能ですので余裕を持った返済計画をご相談いただくことが可能となっています。

利用の条件

千葉県内で事業を行う中小企業者(個人、会社、NPO法人等)であることが条件となります。また、信用保証協会の保証対象業種である必要もあります。(農林漁業、金融業等は対象外です)

 1ヶ月の売上が、前年同月比で15%減少し、その後2ヶ月間も同様の見込みである事が条件となります。

https://www.pref.chiba.lg.jp/keishi/chuushou-yuushi/yuushiseido/chuushou/index.html

活用のポイント

資金調達は、早めのご相談がポイントとなります。新型コロナウイルスの影響での売上減少は多くの企業を直撃しているため、金融機関の窓口は混み合っている状況です。そのため、いよいよ資金が必要になってからご相談するのではなく、早め早めの攻めのご相談がポイントとなります。

 また、相談時に「いつ」「いくら」資金が必要になるのかを説明できるとスムーズに相談できますし、お金が足りていることを把握することで心理的な安心感を得ることができるようになりますので、可能であればこれを機会に資金繰り表などを作成して行くとよいでしょう。